よくある塗り替えQ&A

Q
何で塗り替える必要があるの?
塗装は建物の美観を保つ為だけではありません。

外壁の塗装は太陽の日差しや雨・風にさらされ、年月の経過とともに劣化していきます。
塗料の剥離やひび割れ(クラック)をそのままにしておくと、そこから雨水が染み込んで外壁材だけではなく柱や土台等の木部を腐食させ建物自体の劣化を早める事になります。
塗り替えの本当の目的は新しい塗膜で建物全体を保護することです!建物を劣化から守る為にも塗り替えは必要なのです。

Q
モルタル外壁よりサイディング外壁の方が危ないって本当?
外壁材の主流はモルタル外壁とサイディング外壁の大きく2種類です。

モルタル外壁は外壁自体が急激に劣化することは少ないのですが近年、主流のサイディング外壁はセメント原料をプレス加工しているので、塗装による塗膜の保護がないと水分が浸透し劣化スピードを急激に早めてしまいます。また水分が浸透しやすい為、雨漏りの可能性が高い外壁材です。
新築時に塗装済みの場合が多いので、なかなか気付きにくいですが定期的な劣化状態の確認は必要です。

Q
外壁より屋根の方が傷みやすいって本当?
屋根の方が塗り替えの重要性が高くなります。

屋根は直射日光を浴び、雨・風にもさらされる厳しい環境にあるので、外壁より塗り替えの重要性が高くなります。
日本瓦などの一部、特殊な屋根材は塗装の必要がありませんが近年、主流のコロニアル、カラーベストと呼ばれるスレート瓦はセメントを板状にプレス加工したものですので、塗膜が劣化を防ぐ役割が多いです。
屋根塗装では太陽光を反射させ省エネ効果のある遮熱塗装、耐久性等が高い無機塗装がありますが、屋根は普段、目にしにくい場所なので外壁同様、定期的に劣化状況を確認する事をオススメします!!

Q
塗料の種類ってどれくらいあるの?
塗料にはたくさんの種類があります。

塗料の種類は大きく分けて、アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機ハイブリットの6種類です。耐久性・価格もこの順番で上がっていきます。



上の図のように、近年ではこの6種類が主流となっています。

Q
水性塗料を油性塗料の違いって何?


上の図のように同じグレードの樹脂の塗料であっても、水性・溶剤、1液型・2液型によっても耐久年数など様々な違いがあります。

また、様々な付加価値を兼ね備えた塗料があります。

・セルフクリーニング機能(雨水が外壁の汚れを落とす)
・光触媒機能(太陽光で外壁の汚れを分解し、雨水で洗い落とす)
・防藻、抗菌機能(藻やカビの発生を抑制する)
・透湿機能(水を通さずに湿気を外部に出す。膨れづらい)
・遮熱、断熱機能(太陽熱による塗膜の温度上昇を抑え、室内の温度上昇を抑える)等、

お見積書に記載してあるグレード名や塗料名だけを見るのではなく、その塗料の細かい性能や水性か、溶剤か、1液型か、2液型かなど詳しく説明を受ける事をオススメします!!

Q
塗り替えってどれくらいの費用がかかる?
業者によって同じ塗り替えプランでも工事価格は違います。

工事価格は業者によって様々で、何が適正価格かわからなくなりますが、だいたいの費用を予め知っておくと依頼する業者選定に役立ちます。
標準的な建坪40坪程度の2階建ての家でしたらシリコン塗料で屋根・外壁・付帯部の塗装工事価格は約100万円~130万円くらいになります。
ただし依頼する業者が自社で施工する会社か、下請け業者が施工する会社かで価格は変わります。工程をきちんと守って細部にも手間をかければ、それ相応の価格になります。塗り替え工事は大半が人件費です。
価格も気になるところですが、何よりもきちんと施工し、信頼できる地元の業者を選ぶことをオススメします!!

Q
塗り替えの作業工程ってどれくらいある?工事期間は?
優良業者は工程表に余裕のある十分な日程を組んでいます。

塗装工事にはたくさんの工程があります。基本的には下地処理をしてから塗装作業に入ります。
下地処理の方法や塗る回数などは業者によって様々ですが、その中の1工程を飛ばしたり、簡単に済ませても見た目にはわかりません。
ですが品質や耐久年数などが変わってきます。業者に任せっきりにせず、工程を知った上で仕事をすることも非常に大事な事です。

Q
塗り替えの下地処理ってなに?
塗り替え工事おける下地処理の工程は最重要です。

下塗りをする前に「下地処理」という重要な作業があります。仕上がりを良くするだけではなく、雨水の侵入を防止する為にも大切な作業です。

モルタル外壁には筋状の細いひび割れが年月の経過とともによく入りますが、たとえ細いひび割れでもそこから雨水が侵入しますので下地処理が必要です。
細いひび割れは樹脂モルタルやシーリング材で補修するのが一般的です。
大きなひび割れなどは状態にもよりますが樹脂を注入する場合もあります。
サイディング外壁ではボートの繋ぎ目のコーキングが劣化しますので、例えば築10年以上で塗り替える場合はたいてい旧劣化コーキングを撤去し打ち替える事になります。

その他にも軒天井のボートのパテ補修や旧塗膜をヤスリ等で表面をわざと荒らして塗料の乗りを良くするケレン作業があります。
この下地処理が重要で簡単にざっと済ますのと細かい部分もしっかりと丁寧に補修してから塗装するのでは大きな差が確実に出てきます。
いくら上に良い塗料で塗装を施しても下地処理が不十分だと台無しです。見えなくなるところにこそ丁寧な施工をするのが本当のプロでありそれを徹底するのが優良業者です。

Q
外壁や屋根の塗り替えって何回くらい塗る?
どのような塗料も一般的に3回塗りが主流です!

一昔前はシーラー・フィラーと上塗りを2回の計4回塗りをしていましたが、近年は下塗り材がシーラーとフィラー兼用の為、下塗り・中塗り・上塗りの計3回塗りが一般的になっています。
※状態によってはシーラーを塗布する事もあるので、4回塗りの場合もあります。

下塗りの役割はとても重要で女性が化粧乗りを良くする為に下地のクリーム等をかかさないように塗装も下塗りが非常に大事です。
下塗りは塗装面と塗料の密着を良くし、塗料の塗りムラを防ぐ大事な役割をしています。
基本的に下塗り材は水性塗料が多いのですが、悪徳業者にあたるとメーカーの規定量以上に余分な水で希釈したものを塗ったり(機能性が低下している)さらに悪質な場合は下塗りの工程そのものを省略する等、手抜き工事をする業者もいるようです。

対策としては工事中に留守にすることが多く不安がある方は工事記録を写真で残してもらう等すると安心です。中塗り・上塗りは基本的に同じ塗料で同じ色を重ね塗りします。
ですから、中塗り・上塗り工程をしっかり写真で残したい場合は色替え工法で施工する事によってそこでの手抜きを防ぐ事に効果的です!